ビート・メモリーズ



ワシントンD.C.にある、アメリカ国立美術館(NationalGallery of Art)で今月2日から9月の6日まで "Beat Memories: The Photographs of AllenGinsberg" と題されたアレン・ギンズバーグのエキシビジョンが開催されている



20世紀のアメリカで最も有名な詩人アレン・ギンズバーグが撮影した彼の友人.....例えば、バローズ、ニール・キャサディ、グレゴリー・コルソそしてジャック・ケルアックなどの感動的な写真とともにあの時代を振返る。

1953年、ギンズバーグは小さな中古のコダックを手に入れ、1960年初期までニューヨークやサンフランシスコで友人を撮り、世界中どこへ行くにもカメラをもって行き写真を撮っていた。

1963年に一旦写真を断念するが、1983年、写真家のベレニス・アボットやロバート・フランクに勧められて再び再開する。

William Burroughs with a brother Sphinx, Fall 1953 Manhattan

Jack Kerouac, Fall 1953, Manhattan

1961年のこの作品、約90万円でオークションに出ている




当り前の事だが写真は「そこ」にいなければ撮れない。ある写真家は「そこ」にいた事を神に感謝し、またある写真家は「そこ」にいた自分を誉める。

ギンズバーグは神に感謝もしなければ自分を誉めもしないだろう。何故なら彼にとって「そこ」にいることは必然であったからだ。

Beat Memories: The Photographs of Allen Ginsberg(National Gallery of Art)
EXHIBITION HIGHLIGHTS(National Gallery of Art)
Allen Ginsberg(Elsa Dorfman)
※えーと、いきなり素っ裸の写真があります。お芸術です。クリックする人は覚悟よろしく(笑)

Allen Ginsberg Project


PS, ギンズバーグ、誰かに似てるなぁと思ってたら竹熊健太郎氏に似てる.....ような気がする

※一番上の写真は1953年にバローズが撮ったギンズバーグ

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