Dehler Park



8月11日はモンタナ、ビリングス。場所はDehlerParkというマイナーリーグの球場だ。今回のようなコンサートを初めて開くということで、関係者はいろいろと気を使ったようだ。当日は天候が心配されたが、何とか持ちこたえライブは大成功のうちに終了した。また当日はチャーリー・セクストンの誕生日でもありバースデー・ソングが歌われたようだ。



Dylan, Mellencamp, Dehler Park dazzle big concert crowd(The Billings Gazette)


水曜日のライブ、オープニングの「雨の日の女」がスタートした頃には雲はステージの向うの方へ流れて行った。



今宵のDehler Park 上空には雨雲が居座っていた。メレンキャンプの演奏中には雷が落ちた。しかし1時間に渡るメレンキャンプのパフォーマンスの間、部分的に太陽も出ていた。そして午後9時半、ボブ・ディラン登場の頃には10度くらい気温が上がった感じがした。

球場の回りに車を止めたりまた芝生に座って何百人もの人達が無料でディランのコンサートを聞いた。音は球場から遠く離れたダウンタウンまで届いた。

ビリングス警察の警官は「何千という人が球場に押込められていたが、ほとんど問題が無かった」と語った。



市議会のメンバーの一人は8,000人の動員があったという事を耳にし「球場が野球だけで無く他の用途でも使用できる事を証明した。これは球場の多目的使用に向けての大きなステップだ。こんなに沢山の人々が球場で楽しんでいる姿を見るのは本当に素晴しい」と語った。

17歳の高校生、ディロンとブライスは火曜日の夜、球場近くの大きな木の下で野宿した。水曜日ゲート・オープンで最前線を確保するためだった。ディロンが言った。

ここに居たら警備員が来て『何をやってるんだ』て言うから、
ボブを見るためにここで待ってるって言ったら『ボブって誰だ?』て言ってたよ。

二人は昼頃、ゲートの前に来た。前売チケットの購入者は5時のゲート・オープンで入場できる。なので彼らは5時半までにチケットを手に入れたいと思った。

野宿したことを知っている警備員は彼らを気の毒に思い、チケットを渡した。彼らは2番目に会場入出来た。5時1分だった。二人の勇気が報われたのだった。

チケットを受取るディロンとブライス








All Photo by BOB ZELLAR/Gazette Staff

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