8月10日はサウス・ダコタ、スタージス。場所はバッファロー・チップ・キャンプ場。ここはバイク乗りには有名な所だ。バッファロー・チップでのライブがアナウンスされた時、バイク界隈でも話題になっていた。勿論ボブ・ディランがバイク好きという事もある。
バイカーというのは何か独特の連帯感というか仲間意識が強いように思う。それは全世界的にみてそうだと思うが、あの連帯感は一体なんなんだろう?そういう意味でバイカーは、ボブ・ディランに対しての仲間意識は強いと思う。
またスタージスは、毎年8月に世界最大のバイクラリー(集り)スタージス・モーターサイクル・ラリーが開かれる。ラリーには世界中から数十万人の人間が訪れるがその公式webにディランの記事が出ていた。
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Fans flock to see Bob Dylan at the Buffalo Chip(Sturgis Rally Daily)
「多分25回くらい彼を見てるわ」オースチンから来たジャンは言った。
火曜日(10日)のコンサートは彼女とそして夫のゲーリーにとっても特別な意味があった。その日は2人の結婚20周年を祝う日でもあったからだ。
二人は1990年のスタージス・モーターサイクル・ラリーで結婚した。
「(ここに)ずっと居るつもりじゃなかったけど、ボブが私達の記念日に演奏するって聞いてそれじゃぁって居ることにした」ジャンは言った。
彼女はディランのフェイバリット・ソングをはっきりと言わなかったが「時代は変る」が(ディランを聞く)きっかけになると言った。それは「どんな世代でも受入れられると思うから」とジャンは言った。
ディラン・アンド・グレースーツバンドは「雨の日の女」でコンサートをスタートさせた。その後「くよくよするな」を演奏した。
ジャンのように何度も何度もディランを見てるファンがいる一方でシャロンのように長いブランクがある人もいる。
彼女が初めてディランを見たのは、1964年、イギリスのシェフィールド。ジョーン・バエズとのライブだった。
2度目は彼女の地元、スコットランドのスターリング。2000年のことだ。
※これらの年代はおそらく正確ではないが......はっきりと年代を覚えてる事も難しいものだ。
「兄弟と一緒に旅行をしている途中よ。今、ここに居ることは全くの偶然」シャロンは言った。
シャロンや外で立っている多くの人達は、バイカーでは無い。
ジャンは「Love and Theft」のツアーTシャツを着た。
ショーが始る前にメレンキャンプが出るのでは無いかという噂が広まった。
バッファロー・チップ最高経営責任者Rod Woodruffは火曜日午後の記者会見でメレンキャンプがバッファロー・チップ・キャンプ場に居ることを認めた。
何十年もディランのコンサートを待ってた人もいれば、別にディランを見るためにここにいるわけでは無い人も居る。
「この場所を確保するために午後の4時から居る。10時からのキッド・ロックを見るため」エイミーが言った。彼女はキッド・ロックがカントリー寄りになってから好きになったようだ。
「ディランのコンサートは、ボーナスみたいなものね」そして「ちょっとイタリアのアイスクリーム・セールスマン見たいにみえない?」とも言った。
そんな彼女も回りの観衆とともにいつのまにかステージの前の方に移動していた。それを阻止することはとてもじゃないが無理だっただろう。
All photo by Aaron Rosenblatt/Journal staff
Bob Dylan plays at the Buffalo Chip in Sturgis on Tuesday, August 10, 2010.
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