ボブ・ディランの生家を修理する人



ボブ・ディランが幼少の頃過したドゥルースの家は現在ビル・ペーグル(Bill Pagel)という人が所有している。ペーグル氏は今、このディランの生家を1940年代のディランが住んでいた頃のような状態に復元修理しようとしている



ジマーマン一家は1941年から46年、7年にかけてこの家の2階に住んでいた。ペーグル氏はこの家を2001年の夏、ebayで手に入れた。前オーナーのキャシー・バーンズ(Kathy Burns)も強烈なディラン・ファンだった。彼女は「素晴しい博物館が出来るかも」と言ってたそうだが実際は家にはあまり興味が無かったようだ。

そう語るのはキャシーに不動産屋を通じて家を売ったTheo Swierc氏。彼は1980年代の中頃から90年代の中頃までこの家のオーナーだった。彼が所有している間にディランは3回、この家に立寄ったそうだ。

「フレンドリーな人だった」妻のポーリーンが言う。ディランは「この場所を覚えている。ここで生れたんだ」と言ったらしい。

ペーグル氏は、実際には100ドル単位での激しいビッディングに競り負けた。しかし96,400ドルで落札したStephen Rouff氏の権利は法律上の問題で無効になり2番目に高額(85,000ドル)だったペーグル氏にその権利が回って来たのだった。

落札後ペーグル氏はすぐさま修繕をするつもりだったが、ずるずると先延ばしになってしまった。

この夏の計画は、正面玄関の修理、家の塗装、屋根の修理などエクステリア関連が中心だ。そして冬にはフローリングの床やキッチンなど内部の修理を予定している。



ペーグル氏は「後世のために、国家歴史登録財に登録するべきだ」と主張している。

ごく少数だが毎週のようにディランのファンが立ちよる。金曜日にはフランスからの客人が訪れた。ペーグル氏は喜んで様々なエピソードを話すだろう。でも以前ここを借りていたBertramBergeron夫妻のように内部を見せる事は無い。バートラム夫妻は2002年までの13年間、アパートとしてこの家に住んでいた。


ペーグル氏はディランより1つ年上の70歳だ。彼は生れてから6年間過した丘の斜面のサーモンピンクの家にディランが再び帰ってくる事を願っている。1999年、ドゥルースのベイフロント・フェスティバル・パークで演奏した時、ディランは言った

「私はあの丘で生れた。まだあそこにあるのが見れてうれしい」






歴代のオーナー
1909 House is built
1949 Fannie Goldfine and family purchase house from Hyman Overman
1993 Paulina and Teodor Swierc
1996 Kathy Burns
2001 Bill Pagel


100年以上経っているのか....

ビル・ペーグルさんはあの最速Bob Linksのビル・ペーグルさんだ。

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