ミネアポリスのビルの壁面に、ブラジルのアーティストがディランの絵を書いている
ブラジルのウォールアーティスト、エドゥアルド・コブラ(Eduardo Kobra)氏が、ゴールドマン・サックスが共同で所有しているミネアポリスのビルの壁面に今月(8月)26日から巨大なディランの絵を描き始めている。
街を文化地区として、活性化させるゴールドマン・サックスの50,000ドル(600万円)のプロジェクトにコブラ氏が選ばれたそうだ。またツインシティーの写真家、ビル・ヒッキー(Bill Hickey)氏が制作の過程を写真と映像で記録する。
絵の大きさは、高さ60フィート(18メートル)、幅が150フィート(45メートル)になる。ビルはミネアポリスのダウンタウン、ヘネピン・アヴェニューと5番街の角にある。
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コブラ氏のチームには、15年間いっしょに仕事をしているブラジル人アーティストが3人いるが、今回は地元のアーティストが二人アシストとして加わっている。エリン・セイヤー(Erin Sayer)さんとミネアポリス在住の日本人アーティスト根岸優也さんだ。
絵は、1日12時間描いて2週間後の9月8日に完成が予定されている。
▼When they paint his masterpiece: Dylan portrait to fill a downtown Minneapolis wall (Star Tribune)
▼5-story Bob Dylan mural underway at 5th & Hennepin (Southwest Journal)
Day 1 (8/25)
Novo mural em Andamento na cidade de Minneapolis /EUA . New mural in progress in Minneapolis / EUA
Posted by Eduardo Kobra Kobra Kobra on 2015年8月26日
Day 2 (8/26)
コブラ氏は3つの世代のディラン、そしてそれを分けるようにフォークギター、エレキギターを描いているのだろうか。それにしても一体どのようにしてこの様な大きな絵を描くのだろうか? インタヴューで「紙ベースでどのような絵を描くかを決める、その後の正方形に分割してナンバリング、そしてそれぞれをペインティングしていく…」と答えているように、基本的には綿密なグリッドを頼りに描いているようだが…エアブラシでどんどん描いてる。スケール感とか頭のなかで出来てるのか? 興味が尽きない(笑)。
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