おわったもの、やってるもの、これからのもの
おわったものから
SMOKING'S COOL INVITE
これは、ディランの展示会というものではなく、そのタイトルが示すようにタバコをテーマとした写真を集めた物。まぁちょっと格好良かったので。場所はロンドンの Rock City Art というギャラリー。英国の写真家 Mick Hutson と Andy Willsher が作ったギャラリーだ。エキシビションもイギリスらしいアーティストが多いようだ。
▼SMOKING'S COOL LAUNCH NIGHT....photos by Martin McKay
Blood In My Eyes
アナ・マリア・ヴェルズウッドさんのエキシビション8日に終了した。
DANIEL KRAMER: PHOTOGRAPHS OF BOB DYLAN
これは、今やってるもの。来年の2月3日までやってる。場所はロンドンのO2 アリーナの一角、O2バブルにある British Music Experience 。そうパリでやってたものだ。
▼DANIEL KRAMER: PHOTOGRAPHS OF BOB DYLAN
同時にジム・マーシャルのストーンズ、エキシビションもやってる。
最後はこれからのもの
Revisionist Art: Thirty Works by Bob Dylan
昨年アジアシリーズで痛い目に合ったニューヨークのギャラリー、ガゴシアン (Gagosian Gallery) が懲りずに再びディランのエキシビションを行う。期間は今月28日~来年1月23日まで。そんで、その内容だがさっぱりわからない。リヴィジョニスト・アート。修正主義者のアート…て、何かの皮肉か(笑)。
ちなみにリヴィジョニズムとは
時代によって異なる価値観や社会を再解釈することで、あるいは新しく発見された史料によって、出来事や作品を評価し直そうとすること。「歴史修正主義」「改訂主義」などともいう。歴史学において、20世紀初頭に起こった動きのひとつで、歴史解釈の定説に異論・批判などを行なう。好意的に使われることもあるが、否定的なニュアンスをもつことも多い。同じように、美術史学においてもリヴィジョニズムは起こっており、例えば印象派の隆盛によって、これまで美術史のなかで取り上げられることのなかった同時代のアカデミー派やフランス以外の国の画家の活動・作品について、近年になって再評価する動きなどがその一例である。また、ヨーロッパやアメリカを中心にして考えられていた美術史において、アフリカやオセアニア地域の美術に目を向けることも、リヴィジョニズムの一種といえよう。つまり、美術史のメインストリームとして語られてきた作品や美術運動だけに焦点を当てるのではなく、同時代に起こった、異なる動きや周辺的と考えられてきた地域の作品・作家の活動にもスポットを当てることで、より多様で、異なった切り口での美術史や新たな動きを考察することができるだろう。ただしこうした動きが過度に加速すると、かえって偏った美術史を作り出してしまうことも危惧される。
著者: 藤田千彩
現代美術用語辞典ver.2.0β版
ということらしいが、とりあえず今は下の作品が、ボブ画伯から提出されているようだ。
Access All Areas (ISIS)
▼Revisionist Art: Thirty Works by Bob Dylan
まもなく画伯の30作品が展示されるであろう…
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