ルック・ビル

ニューヨーク市の歴史的建造物保存委員会（LPC:Landmarks Preservation Commission）は、7月27日マジソン・アベニュー 488にある通称「ルック・ビル」を新たにニューヨークの歴史的建造物として認定した。







ビルのデザインはエメリー・ロス・アンド・サンズ 。ルック・ビルと呼ばれるのは最初に入ったテナントがルック・マガジン（Look）だったからだ。1946年〜1951年までスタンリー・キューブリックが写真家としてルックで働いていた。






エメリー・ロス・アンド・サンズはニューヨーク界隈では多くの建築に携っている。9.11で崩壊したツインタワー（1WTC、2WTC）や7WTCもそうだ。

1960年代、ルック・ビルにはエスクワイア誌、ポケット・ブックス（1930年代、ペーパーバック革命の中心にいた会社）有名なデザイナー、レイモンド・ローウィもこのビルに事務所を構えていたそうだ。

そして、音楽出版社ウィットマーク＆サンズ（Witmark & Sons）の事務所とスタジオもこのビルにあった。ボブ・ディラン ファンにはあまりにも有名なウィット・マーク・デモが録音されたのがこのビルだ。

▼一つの新しいノウ・ハウを提供した音楽出版社（ティン・パン・アレイの歴史/朝妻一郎）


LPCの会見でもその事に触れられているので、今回の決定に少なからず影響を与えているかもしれない。



というわけで、Bootleg Series Vol. 9。

▼ Bob Dylan's 'Bootleg Series Vol. 9' Due in October（Rolling Stone）
Forty-seven track set features Witmark and Leeds Demos

▼BOB DYLAN〈The Bootleg Series〉の第9弾を10月にリリースか?（タワーレコード）



Tomorrow Is A Long Time

昔....ロイヤル・アルバート・ホールのレコ評で辛口な事書いたらソニーのデスク少しの間、冷たかったな.....My Own Love Songのサントラとか......どうなっているのだろうか?