アテネに続きイスタンブールも野外の会場だった。会場名はHarbiye Cemil Topuzlu。扇形の古典的なスタイルの劇場だ。トータルのキャパは4,500人、客席は4,000人ほど。
photo wiki
ライブの写真をトルコの方がブログにアップロードしてくれている。
▼Keyifli Gecemiz = Bob DYLAN
残念ながらディラン達の写真はかなり不鮮明だが会場の雰囲気はなんとなくわかる。白いポロシャツを着た案内係の他に黒スーツのセキュリティーが目を光らせているところがいかにも中東らしい。黒スーツのセキュリティーは上のwikiの写真にも多数、見受けられる。トルコはイスラムで民主化を唯一成功させている国だから、まだ紳士的なのかもしれないが.....。
今回も少しツイッターをモニターしていた。ツイッターは面白い。ライブに行けなかった事を嘆きつづけている学生や、アンコールのLike A Rolling Stone で写真を送る人。また、直前起ったイスラエルによるパレスチナ支援船攻撃を思い、「ボブ・ディラン。今夜は悲しい。ハーモニカは血に染まっている....」とつぶやく人。いつものようにそれぞれにそれぞれのディランがある。
▼31 Mayıs 2010 Bob Dylan İstanbul Konseri
(同じく不鮮明な写真が1枚)
PS
トルコでは法律でYouTubeが禁止されていてアクセスすら出来ないようです。映像はきっとそのうち誰かがアップしてくれるでしょう(笑)。
参考
▼Turkish Reporters Unite to Protest YouTube Ban(PBS)
6月8日追記
イスタンブールのライブ後、ツイッターで論争があったようだ。
多くの新聞がチケットが高額だったこと皮肉りディランのことを「Hop Dylan Bob Dylan」と書いたそうだ。原因はイスラエルのパレスチナ支援船攻撃事件。ディランがユダヤ系という事でやり玉にあがった。
▼Elif's diary: Two concerts, unlucky timings
Dylan's Jewish origin became a center of polemics in Twitter.After Dylan's concert, many newspaper used 'Hop Dylan Bob Dylan' to indicate and stress high price of concert tickets.It can give you an idea about the attitude about Turkish media against this event in the context of flotilla incident.
Photo by Elit Kadin(Turkey)
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