Rough And Rowdy Ways

8年ぶりのニューアルバム




連休明けでバタバタとしてるまにアルバムのアナウンスとか構ってる暇は無くてそのまま寝てしまい、今頃色々と見ている（笑）。

▼ボブ・ディラン、8年振りのオリジナル・ニュー・アルバム！ノーベル文学賞受賞後、初の新曲による最新作『ラフ＆ロウディ・ウェイズ』！（SMEJ)


Rough And Rowdy Ways (ラフ＆ロウディ・ウェイズ)
発売：6/19（アメリカ：CD2枚組、digital、アナログLP)
7月中旬（日本：W紙ジャケット●解説・歌詞・対訳付●SICP-(CD2枚組)●予価：￥3,600+税）




“Murder Most Foul” は、ケネディ暗殺を熟慮した曲だった。

アメリカン・ソングライターのライター、リン・マーゴリスは：
現代のシェイクスピアは、ケネディ大統領の暗殺を物語装置に放り込んだだけでなく、邪悪な策略家たちに組織されたシェイクスピア・スケールの陰謀によって、この国を下方スパイラルに陥れた出来事を正しく描写している。
とコメントした。




“I Contain Multitudes” は、ウォルト・ホイットマンのエコー。いろんな名前を持ちだし、そしておいしいコードチェンジ。




“False Prophet” は、ビリー・ザ・キッド・エマーソン（Billy ‘The Kid’ Emerson）のIf Loving Is Believing（1964年サン・レコード）の音楽形式を持っている。



興味深いことに(少なくともミュージシャン・ギークや採譜者にとっては)、リリースされた3曲すべて、キーがCだが、それぞれ独自のフィーリングを持っている。

▼Bob Dylan Announces New Album ‘Rough And Rowdy Ways’ And Premieres “False Prophet” （American Songwriter）

Underground nightclub principally for blacks in Cable Street, East London. (Cable Street no longer exists)

ジャケット写真は、Ian Berry (Magnum Photos)が撮った1964年のロンドン
この写真は、他のアルバムや本にも使われている。

ジャケット内側には、ジミー・ロジャースとカーターファミリーの写真






これはどこに使われるのかわからないが、1942年のThe Shadow Magizine というパルプフィクション雑誌の表紙。今でもオークション等で普通に購入出来る。復刻版らしきものがAmazonで買える。





録音とミックスはクリス・ショー
▼Bob Dylan - Rough and Rowdy Ways Out June 19th


プレスリリース（上記SMEJの記事）にある、オマー・ザルモノウィッツ（Omar Zalmonowitz）て誰かと思って検索したらこの人だった。
▼‘Murder Most Foul’: Dylan culture on a silver platter

またイタリアの作家 ミッシェル・ウリッセ・リパリーニ（Michele Ulisse Lipparini）という人もいまいちわからない（笑）。ただ確実なのは、かなりなディランファンだ。長いコンサートレヴューなどを書いている。