ディランとオバマ



米ローリング・ストーン誌のオバマ大統領インタビューが、うっとおしいくらいに(苦笑)話題になっている。


Obama in Command:The Rolling Stone Interview


インタビューで、2月のボブ・ディラン、ホワイトハウス公演について答えている。

「通常、本番の夜までに練習を行っているが、彼はリハーサルに来なかった。一緒に写真も撮らなかった。大抵の出演者はショーの前に私とミッシェルと共に写真を撮る事を強く望んだが彼は現れなかった。そして彼はやって来て「時代は変る」を演奏した。素晴しい演奏だった。歌が終り、ステージを降り、最前列の右の方にいた私の方にやってきた。私の手を握り頭を傾け少しだけ笑顔をくれた。そして去っていった。それが唯一の交流だった。私は考えた。『ディランにどうしてほしかったんだい?』と。彼に安っぽくニヤニヤ笑ってほしくないだろう。彼には全ての事に少し疑い深い人であってほしい。それは本当に特別の楽しみだった」





The Times They Are a-Changin'

8月17日、ジョン・メレンキャンプがグラミー博物館で行ったトークセッションで「あの時ディランはナーヴァスになっていた」と語った。メレンキャンプは既にオバマとミッシェル夫人に面識があったがディランは初めてだった。「ナーヴァスになっていた」と言った時、会場から笑いがこぼれた。メレンキャンプは「いやいや本当に彼はナーヴァスになっていたんだ」と付け足した。

John Mellencamp talks 'No Better Than This' and Bob Dylan at Grammy Museum(LA Times)



まぁディランも緊張するときもあるだろう。オバマと言えば少し前に「They talk about me like a dog」発言が話題になった。これがジミ・ヘンドリックスの「ストーン・フリー」の引用だという。オバマは認めなかったが、こちらの記事には20,000以上のコメントが付いている。

Obama channels Hendrix on critics: "They talk about me like a dog"(Yahoo News)


追記
オバマ大統領、ボブ・ディランはホワイト・ハウスでのパフォーマンスに「信用ならないという様子だった」(RO69)

いや、だからディランの愛想が悪かったのは、キンチョーしてたからだって(笑)。

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