デイビッド・リンチ、ディランの絵を賞賛



"The Air is on Fire" のエキシビジョンのためにデンマークを訪れているデイビッド・リンチがボブ・ディランの絵を賞賛しコメントを述べた。

▼David Lynch comes to Denmark(Demotix)
http://www.demotix.com/news/454009/david-lynch-comes-denmark

9月26日からコペンハーゲンのGL Strandで開かれているリンチのエキシビジョンに先立ち24日、記者会見が行われた。

その席上でリンチはディラン絵について賞賛し、こんな事を言った。(訳がいいかげんで申訳ない)

「私は水面下を考えるのが好きだ。アイデアは断片的に浮ぶ、それらは私を驚かせる。そしてその断片は繋がっている。ここ(この絵)には水面下で沢山の事が起っている。我々はそれを感じることが出来るしその事を考えるのは面白い」

リンチは続ける

「アイデアは浮ぶ、それはこの世が起す魔法だ。我々はいつでも感じる事が出来る、アイデアが浮んだらそのアイデアに惚れ込んでしまう時もある、ネガティブで矛盾しているが、アイデアを呼び起すには、多大な苦しみがある。そして彼は言っている、そのダークサイド何かから良い物を見つけ、そこに焦点をあてた。そして彼の絵は結局のところ自身をハッピーにしたと。彼は人々がその中に入ってきて体験出来るような、こんな世界を作る事が好きだ。そこには勿論ダークサイドも含まれている」

リンチは大の"Bob"好きで有名だ(ディランではくボブが好きなのだ)、そんなBobは、今回のエキシビジョンにも登場しているし「ツイン・ピークス」の登場人物でもある。記者会見でもBobについて質問を受けているが、このニュースでも答えている。

デビッド・リンチの世界へようこそ、展覧会「The Air Is On Fire」(AFP BB)


これは別なボブです。私はボブという名前が好きなのです。その響きと、この絵に描かれるボブの姿が好きなのです。ボブとは世の中で色々な経験をしている人物です。私はボブが大好きです。そして、私は自分自身とボブを重ね合わせて見ているのだ思います


というわけでリンチはボブが大好きなようだ。

因みにツイン・ピークスのボブはこれが由来だそうだ....
BOB's BIG BOY

Bob Dylan - The Brazil Series @ SMK

Reviews a-changin' for Dylan artwork (YouTube/AFP)





以前、ボブ、ボブと言ってたらタイ人に怪訝な顔をされた。「どうした?」と尋ねると「タイではボブは犬に付ける名前だ」と言われて固まってしまった。

そのタイ人がある時、「マックス、マックス」と言いながらデスクをごちゃごちゃしてた。「マックスって何だ?」ときいても「マックス、マックス」しか言わない。

すると引出しの中から何やら青い物を取りだし「マックス」と言う。
見たらホッチキスだった。

「そりゃオメェ、ホッチキス、ステープルだろ、マックスは会社の名前だよ」
と言っても
「マックス、マックス」
と言いいながらどっかへ消えていった。

ホッチキスがマックスでボブが犬かよ....まぁ人生いろいろだな(笑)。

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