鲍勃·迪伦诗歌集


中国版『THE LYRICS 1962-2012 (鲍勃·迪伦诗歌集(1961—2012))』



来月、中国版の『THE LYRICS 1962-2012 (鲍勃·迪伦诗歌集(1961—2012))』が発売されるが、そのパッケージがユニークだ。

詩集は8冊に分割され、それぞれがポテトチップスを模した袋の中に入れらている。そしてそれらは60年代風のスーツケースをイメージしたボックスに収められている。




















鲍勃·迪伦诗歌集Ⅰ:暴雨将至(1961—1963)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅱ:地下乡愁蓝调(1964—1965)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅲ:像一块滚石(1965—1969)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅳ:敲着天堂的大门(1970—1975)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅴ:慢车开来(1975—1979)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅵ:帝国滑稽剧(1980—1985)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅶ:红色天空下(1985—1997)




鲍勃·迪伦诗歌集Ⅷ:“爱与偷”(2001—2012)



広西師範大学出版社は、版元であるサイモン・アンド・シュスターと接触、昨年の暮れに中国版LYRICSを出版することをアナウンスし、翻訳家、詩人、音楽評論家からなる15名の翻訳チームが結成された。
奚   密:南カリフォルニア大学、博士 (比較文学)
马世芳:台湾の作家、音楽評論家
陈   黎:台湾の詩人、台湾の現代詩人トップテンに選ばれている
张芬龄:台湾の詩人、作家
罗   池:翻訳家、詩人
陈   震:翻訳家、作家、数多くのロック関連の著作
李   皖:ジャーナリスト、作家
胡   桑:詩人、批評家、同済大学、博士(哲学)
胡续冬:詩人、学者、北京外国語大学世界文学研究所 副教授 博士(文学)
厄   土:詩人、翻訳家
西   川:詩人、作家、中央美術学院人文学院 教員、80年代北京大学3大詩人のひとり、多数の受賞歴
冷   霜:新聞記者を経て詩人へ、北京大学 博士(文学)
曹疏影:香港のフリーライター、詩人、
周公度:詩人、学者、北京外国語大学世界文学研究所 副教授
包慧怡:詩人、学者、翻訳家、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン 博士(中世文学)

何故、ポテトチップスなのか?

ポテトチップスのようにコンビニや駅の売店、自動販売機、24時間いつでも買えて、その場で袋をやぶりポテトチップスを取り出して食べるように本を取り出し、地下鉄でもどこでも読める…そんなイメージがあるようだ。勿論、それが強力なアメリカンスタイルというのもあるようだ。しかし、あの分厚い本をどこでも持ち歩くなんてことは、現実的には無理がある。そこで考え出されたのが分割すること。そして本のサイズも持ち運びに便利なように小さめに作られており、ジーンズのポケットにも入るという。(108 ×175…ミリかな?)

販売は1冊ずつの単体と8冊のボックス入りの2形態。単体は25元(407円)、ボックスは198元(3,220円)。先行販売の5,000セットにはホーナーのハーモニカ(800元)が付くようだ。
※このハーモニカが無料なのか有料なのかよくわからない





また、専用のスチール製ディスプレイコンテナ(168cm×57cm×71cm)を含むボックス5組セットは1,200元(19,512円)。グループでの購入を勧めている。





この詩集は、中国の出版史上初めて、コンビニで売られるそうだ。広西師範大学出版社は、タランチュラの版権も獲得したようで、これも中国版が出るだろう。





先週のディランの誕生日には、北京で出版記念のイヴェントが開かれた。






ポテトチップスの袋を破っている












やはり、時代は変わると言わざるを得ないのか(笑)。時代が変わり続けるのは当然のことだが、常に誰かを触発し続ける力を持ち続けているのは、まぁエラいというほかない。そのとばっちりで、こうして久々にブログを書く気にさせられた(笑)…



























因みにTHE LYRICS 1962-2012は、韓国版もある








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