Forest Hills Stadium
今回のツアーでのひとつのハイライトともいえる51年ぶりのフォレスト・ヒルズ・スタジアムでの公演。51年前の1965年、エレクトリック・ギターを持って初めて行ったツアー、あのニューポートの年のツアーは、51年前のここ、フォレスト・ヒルズ・スタジアムからスタートした。
▼51 Years Later, Bob Dylan Triumphantly Returns To Forest Hills Stadium(Live for Live Music)
▼Bob Dylan's Fans Called Him a Traitor. 51 Years Later, He Returns to the Scene of the Crime(Esquire)
フォレスト・ヒルズ・スタジアムは1920年代、USオープンやデヴィスカップなど開催するテニスコートとして使用されていたが60年代になるとビートルズやシナトラなどのコンサートも開催されるようになり、現在は音楽専用の屋外会場になっている。
ディランは、1965年7月にニューポートで演奏したあと8月の末からツアーをスタートさせている。このときのメンバーはRobbie Robertson (guitar), Al Kooper (organ), Harvey Brooks (bass), Levon Helm (drums).
アル・クーパー:ショーの前のバンド・ミーティングでディランは「何が起こっても演奏を続けてくれ」と言った。何かの理由でBallad Of A Thin Manでのブーイングが一番酷かった。「彼らが静まるまでイントロを演奏しつつげてくれ」とボブが叫んだ。5分間ほど演奏を続けた。完全に静かになった頃、観客が言った、まるでこの場で作ったようだと…”何かが起こっているが君にはそれがわかっていない。どうなんだい、ミスター・ジョーンズ?”…曲の最後まで観客は静かなままだった。歌が終わるとまたブーイングが始まった。
7/8 Queens, New York - Forest Hills Stadium
開演前に雨が降っていた |
会場内に傘の持ち込みが許されず、結果このようにフェンスにかけて会場に入った "There are no umbrellas allowed inside the stadium tonight." |
重り(weight)がついてる。こうした細かく目立たない仕事が目につくんだよ(笑) |
アンプが変わっても例のリフレクター(Reflector)はきっちり付けられている |
というわけで、ラケット(Racket)が置かれている |
ACT1とACT2でラケットの位置が変わっている。まぁどーでもいい事だが(笑) |
どーでもいいついでにもう1枚
こうしてみると胸像が対角線というか直線上にあって、なんだかその位置にふかーい意味があるのかと思ってしまいそうに…ならないな |
今回は屋外ということでフロントのアレーはメイヤー(Meyer)を使用している。YouTubeなどで音を聞くと屋外でも目の前に音があるメイヤーらしい音場を作り出している |
Photography by Kacper Jarecki |
Photography by Kacper Jarecki |
Photography by Bob Porco |
Photography by Bob Porco |
Photography by Paul Searing |
Photography by Paul Searing |
Photography by Paul Searing |
Photography by Rachel Naomi |
Photography by Rachel Naomi |
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