ヴェトナム公演



共産国であるヴェトナムでは西側の音楽は「社会悪」だった。しかしこの20年間で急速に開かれてきた。

とは言っても、コンサートなどに関するマーケットはまだまだ未開発な状態だ。世界的に有名なアーティストでもほんの一握りしかヴェトナムで演奏を行っていない。

月に100ドル稼げれば良いほうだと言う国で、50ドル〜120ドルもするコンサートのチケットを一体誰が買うのだという人もいる。

Bob Dylan to perform in Vietnam for the first time... but will fans be able to afford a ticket? (Daily Mail)


今回のボブ・ディランのホーチミンでのコンサート。チケット代金は一般が90万ドン(3,800円)VIPチケットが250万ドン(10,660円)だ。
※1ドン=0.004円

90万ドンはヴェトナムにおける月の最低賃金を上回っている。またVIPチケットには、食べ物、飲物、駐車場、VIP用のエントランス、バー、テントなどが用意されている。

ヴェトナムと言えば10年くらい前から町中がバイクだらけだが、そのバイク、価格もピンキリなのだが大体15万円〜20万円するらしい。そんな年収を上回るバイクをどうして買えるのかは知らないが、そういうことらしい←どういうことや(苦笑)。

豊かな中の貧しさと、貧しい中の豊かさ
一介の労働者が、年収の何倍もする最新のバイクを乗り回し、
月給より高い携帯電話を皆が持っているのはなぜか。
ベトナム人の懐事情レポート。


ディランのチケットの販売は(国の)許可証が遅れたために月曜日(3月28日)以降の発売となるが、既に2,000枚の前金をプロモーターは得ている。一般的な公演と同様に文化省から許可を得るために、ディランがコンサートで歌うと予測される曲を翻訳して提出した。

1990年代、スティングやブライアン・アダムスがヴェトナムでコンサトーとを行った時、そのハードな状況からアジアのプロモーター達はヴェトナムは仕事がやりにくい場所だと考えるようになった。そしてヴェトナムを避けるようになった。

「あれから、いろいろと変った。政府と仕事をしている限り彼らは我々をサポートしてくれている。国際的なアーティストにとってヴェトナムは大きな可能性のある場所だ」
プロモーター(Saigon Sound System)のRod Quintonが言った。

Western pop music in Vietnam: from "social evil" to sign of status (FT Blog)


それにしても4月10日本番でチケットの正式発売が来週からって.....実際、以前は動いてたカートも今は動かなくなってるし.....で、international reservations go to www.thaiticketmajor.com ということでタイのチケットセンターのウエブに行って見たがディランの情報は見つけられず....というか面倒くさいから検索しかしていない....そのかわりに、これが目を引いた。





Sing for Japan

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