9月4日、サマーツアー最終日はワシントン州、シアトル。場所はBumbershoot 2010のメイン会場、メモリアル・スタジアム(Memorial Stadium)。(野球場ではなく四角い方のスタジアムだ)
イベントは3日間あったがディランは初日のラストに登場した。天候には恵まれなかったが、ディランのおかげでメイン会場はソールド・アウト。3日間を通して昨年を上回る売上で主催者は大満足のようだ。
記事や写真は沢山ある。
「ニーコ・ケースのセットの終盤、ボブ・ディランへの期待感がどんどん高まっていた。人々が常に会場や外野席に静かに流れ込んで来ていた。彼の声がくたびれ果てていることも知っていたし、我々は取立てて期待はしていなかった。しかしそんな事は本当に重要な事ではない。彼はいかなる点に置いても見るべき価値のある人物だ。
ちょっとした演出と共にディランが登場した。彼はステージの後方にはりついていた。我々は右側のバリケードがじゃまでディランを直に見ることすら出来ない。でも幸運なことに2曲ほど歌うとディランが前方に出てきた。カウボーイハットを被っていた。そして彼の声は思ってたよりも悪くなかった。
アンコールが終りスタジアムの照明がつきはじめても、人々はまだ歌っていた」(Tent Posts: Bumbershoot, Day 1)
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