スザンヌ・ヴェガ 最も影響を受けたのはディラン


現在、北米ツアー中のスザンヌ・ヴェガ。3月17日から始るサウス・バイ・サウスウエスト・ミュージック・フェスティバル(SXSW)でパフォーマンスやパネルディスカッションに出演する予定になっている。AOLがスポンサーのSXSWなので自動的にスピナーにインタビューが掲載されるようだ。



音楽的影響について質問された彼女は、

「最初に考えさせられたのは、レナード・コーエン、ボブ・ディランそしてローラ・ニーロ "Wow, that's amazing" てね。特にボブ・ディランね。多分両親が聞いていたんだと思う、それと学校でも習った。

体験した事じゃなく純粋にイメージしたことを歌にするアイデアは、ディランから得ようとした物だと言える。彼からは何百万も学ぶべき事がある。8分間の曲を最初から最後まで彼の心や言葉を注意深く追いながら聞いてみる。リズムや彼がどんな風にギターを演奏しているかにも注意してね。そしたら、全く別の考え方の世界が見えてくる。彼からは出来る限り盗もうとしているわ。

もう一人あげるとしたらルー・リード。実際「ルカ」を書いた日は、「ベルリン」を聞いていた。その影響につて誰も言わないけれど、アルバム「ベルリン」と「ルカ」のアコースティック・ヴァージョンは真っ直ぐな直線で繋がっている」

と答えた。また初めて好きになった有名人は、8歳か9歳の頃一目惚れしたポール・マッカトニーだということらしい。



日本にも多くのファンがいるスザンヌ・ヴェガもいつのまにか50歳。MP3の母と呼ばれる彼女は先月"SuzanneVegaClose-UpVol1,LoveSongs"というセルフカバー・アルバムをリリースした。タイトルに付く「Vol1」から連想されるが、このシリーズは4枚つづくそうだ。


一番の欠点は何か? という質問に「空想にふけって、ずるずると先延ばしがちな事。散らかし屋で、ためこみ屋」と言う彼女。4月一杯アメリカを回った後、6月にはイギリス、アイルランドそして7月にはオーストリアへ行く。

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