エギザミナー(Examiner.com)によれば、今回のライブで、ディランは最初から1曲だけ歌う事になっていたようだ。スタッフは、さらにもう1曲歌うのではないかと期待していたようだが、台本には「T」としか書かれていなかったとスタッフの一人が言った。
エグゼクティブ・プロデューサーのケン・エールリック(Ken Ehrlich)は、大雪で到着出来なかったアーティストが出たなかで「彼が既にDC.に着いてのは、ボブ・ディランファンには幸運だったね。そして "時代は変る" を収録出来た事も」と言った。
エールリックは、ディランが "時代は変る" を演奏する事を知らなかった。ディランは、DC.に着くまでに曲を決めていなかったようだ。
「終った後で、ボブにとやかく言えないよ。我々は、"風に吹かれて"、"時代は変る"ひょっとすると"自由の鐘"を演奏するかもしれないと聞いていた。でも出演20分前になっても、渋って歌う曲を教えてくれなかった。で、結局"時代は変る"を演奏した」とエールリックは言った。
当日、ディランのバックはトニー・ガルニエ(ベース)、パトリック・ウォーレン(ピアノ)の2人。ウォーレンはブルース・スプリングスティーン、 フィオナ・アップルのバックで活躍しっている。ドラマーのジョージ・リセリは、天候のために参加出来なかった。
Official White House Photo by Samantha Appleton
Broadcast Rundown and Song List
Premieres on PBS on Thursday, February 11, 2010 at 8 p.m.
オバマ大統領 : スピーチ
ヨランダ・アダムス : "A Change is Gonna Come"
スモーキー・ロビンソンとジェニファー・ハドソン : "People Get Ready"
ナタリー・コール : ダイアン・ナッシュの小編を朗読。
ダイアン・ナッシュ :人権運動家、1960年ナッシュビル学生運動のリーダーで会長、学生非暴力調整委員会(SNCC スニック)の創設者。
ジョン・メレンキャンプ : "Keep Your Eyes on the Prize"
ナタリー・コール : "What's Going On"
ジョーン・バエズ : "We Shall Overcome"
モーガン・フリーマン : ケネス・リオンの小編を朗読。
ケネス・リオン : 公民権運動の活動家
ジェニファー・ハドソン : "Someday We'll All Be Free"
ヨランダ・アダムス : "How Great Thou Art"
フリーダム・シンガーズ : "(Ain't Gonna Let Nobody) Turn Me 'Round"
(バーニス・ジョンソン・リーゴン博士、チャールズ・ネブレット、ルーサ・ハリス、トシ・レーガン)
モーガン・フリーマン : ガイ・カラワンの小編を朗読。
ガイ・カラワン : アメリカのフォーク・ミュージシャンで音楽学者。公民権運動に、SNCCの学生を教えるとでプロテスト・ソング「ウイ・シャル・オーバー・カム」を公民権運動に広めた事で有名。
ボブ・ディラン : " The Times They Are A-Changin' "
スモーキーロビンソン : "Abraham, Martin and John"
ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ: "Free at Last"
オバマ大統領 : スピーチ
"Lift Every Voice and Sing" を全員で合唱
Dylan PBS update (Part One) / Examiner.com
Dylan PBS update (Part Two) / Examiner.com
IN PERFORMANCE AT THE WHITE HOUSE | Bob Dylan "The Times, They are a Changin" | PBS / YouTube
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