テロに備えて
今年のツアーも残すところイタリアの4回のステージのみとなったが、18日のボローニャの公演に先立ちディランが武装警備を依頼したとイタリアで話題になっている。
報道によれば、会場となるAuditorium Manzoniの建物外の警察を配備、また建物内部には12人の武装警備を配置するということだ。観客内にも数名を配置するらしい。
Auditorium Manzoniの芸術監督Giorgio Zagnoni氏は、ディランの要求を承認した。要求はディラン本人からのようだ。
当然、パリでの事件を踏まえての事だが警備は、舞台、バックステージ、エントランスを含む会場のモニタリングも行われる。
Giorgio Zagnoni「このような安全対策を歌手本人から依頼されたのは初めての事だが、パリでの出来事の後では、ボブ・ディランの要求は十二分に理解出来る」
オーガナイザーは金属探知機も準備しているが、これは不審な人物だけに使用されるということだ。
17日、ボローニャのダッラーラ・スタジアムで行われたイタリア代表対ルーマニア代表の親善試合では200人の国家憲兵がスタジアムに配置され、1,000人が非常時に備え待機した。またルーマニア選手団の長距離バスは、2台のパトカーで警備にあたった。
プリンス、U2、フー・ファイターズは、ツアーをキャンセルしている。
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搬入時の様子
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— Michele Galvani (@GalvaniM) 2015, 11月 18
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