ナッシュ・エドガートン
directed by Nash Edgerton
produced by Karen Lin
cinematography by Greig Fraser
edited by Stephen Berger & Nash Edgerton
cast
Guy.....Joel Stoffer
Girl.....Amanda Aardsma
production company - The Directors Bureau
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質問者:ヴィデオの始め、主人公がパンパンになった袋を持ってるけど、あの袋の中身は何?
ナッシュ・エドガートン:何だと思う?
質問者:うーん、何かの切断器具かな…
ナッシュ・エドガートン:そう、君の頭の中にあるものだ
質問者:そっそれだけだと困るなぁ…もうちょっと何かこう…
ナッシュ・エドガートン:(笑)疑問を持つことは良いことだ。もっと見ようと意欲が出てくる。最初の30秒で何が起こるかわからないヴィデオが好きだ。このヴィデオだと最初、男が歩いてるところから始まる。それで(見てる人は)何だろうって思う。でもその後、何か音がして男がナイフを持っている…それは、いつまでも新しい発見みたいなものがある。
directed by Nash Edgerton
produced by Karen Lin
cinematography by Greig Fraser
edited by Nash Edgerton
cast
crowd.....Glendyn Ivin
crowd.....Spencer Susser
crowd.....Luke Doolan
production company - The Directors Bureau
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ナッシュ・エドガートン:"Beyond Here…" が気に入ったので僕らを呼び戻したんだろう。その時はクリスマス・アルバムの事は知らなかった。凄く行ったり来たりした共同作業だった。彼は楽しく刺激的な物を望んだ。それとは全く別のアクション・シーンの挿入についても話し合った。このヴィデオは今までボブが出演した中で最もボブの露出時間が長いものだったので、そのことが少しプレッシャーだった。僕はいつも作品に誰か知り合いを登場させようとしてるんだ。今回のボブ・ディランのヴィデオには友人と僕の父、マイケルが出ている。父は "Santa’s got a big red cherry nose…" て歌ってるよ。父親は大のディランファンだ。
今回のヴィデオには弟のジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)が出ているらしいが、何処かよく分からない(多分バットで殴ってる男の後ろに立ってて後で顔をバキバキとやってる人かな?)。
当然の事ながら、このヴィデオも各方面で話題になっているが、ローリング・ストーン誌が見出しでつけた「Shockingly Violent New Video」がやたら引用されている。確かに暴力的な印象を受けるが「ビヨンド」の方がはるかに暴力的だと思うが…
あと、フォルクスワーゲンのCMのシーンとか「(500)日のサマー」とかにインスパイアされてるとか…
皆さんはどのような印象を持たれただろうか?
自分は相変わらず「またステージ衣装で出てるのか」とか「どーせこいつら朝まで歩き回ってるだけやろ」とか「ディランなんかCGぽいな」とか「あのでかい女が持ってる赤いスタックボードみたいなのは何? 」と上のインタビュアーみたいにわかりやすいエサに釣られたりしている。でも時間軸の使い方というか編集うまいな。
▼Director's Cut: Bob Dylan's "Beyond Here Lies Nothin'" (pitchfork)
▼Nash Edgerton Throws A Party For Bob Dylan Video (undercover)
▼Nash Edgerton on Vimeo
▼Nash Edgerton (The Directors Bureau)
監督のナッシュ・エドガートンについては詳しい事は知らなが、オーストラリア人でスタントが多いそうだマトリックスやスター・ウォーズのオビ=ワン・ケノービのスタントもやってるらしい。今年のアメリカ、クリスマスシーズンに上映が予定されているビン・ラディン捕獲映画『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty)では主役クラスで俳優として出演している(大きな話題になりそうな映画だ)。(Trailer)
それとこの短編「スパイダー」は面白かった。9分ぐらいだが、字幕が無くても全く問題なく見れる。YouTubeで百万回以上見られている。
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