Love & Theft




7分の短編アニメが、音楽と映像で多数の賞を受賞している。ドイツのアンドレアス・ヒカデ(Andreas Hykade)という作家の作品だ。


作品はボブ・ディランの「ラヴ・アンド・セフト」にインスパイアされ、タイトルもそのものズバリの「Love & Theft」。映像方面では既に話題になっている作品だ。






シノプシスとして以下の詩が提示されている

"And I'm still carrying the gift you gave,It's apart of me now, it's been cherished and saved,It'll be with me unto the grave And the nunto eternity."
Bob Dylan 

「君がくれた物をまだ持っている。それはもう私の一部だ。大切に育て守ってきた。墓までそして永遠に一緒だ」みたいな意味だと思うがこれは、1981年のショット・オブ・ラブに収められている「イン・ザ・サマータイム」という曲だ。

色んな記事の紹介には「Love & Theftにインスパイアされ」とあるが........実際にはイン・ザ・サマータイムにインスパイアされ、それをラヴ・アンド・セフトに引っかけたという気がしないでも無い.....









Awards:
・音楽賞(2010年アヌシー国際アニメーション映画祭
・音楽賞(2010年ハンブルグ国際短編映画祭)
・特別賞(2010年ザグレブ国際アニメーション映画祭
・Music for Animation Award(2010年シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭)
・選外佳作(2010アルス・エレクトロニカ/オーストリア、リンツ)
・オリジナル音楽賞(サセム/フランス)
・Vienna Independent Short Film Award(ウィーン自主制作短編映画祭)

Andreas Hykade
Heiko Maile(Sound, Music)
FILM BILDER(Studio)






映像関連の賞については全く知らないが、それぞれに何か凄いようだ。アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年、カンヌからアニメ部門だけが独立したもので世界最大のアニメーション映画祭。





去年、話題になったビートルズのゲーム "The Beatles: Rock Band"のプロモビデオが最優秀広告作品賞を取っている。



ビートルズはやはり大仰というか大げさというか豪華というかそういうイメージが似合うのか、一方でディランは.....



ミトがプロデュースしているSOURと言うバンド、これも昨年話題になった「日々の音色」のPVが最優秀ミュージックビデオ賞を取っている。

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