ディラン、最初のブートレグ・リスト


ジム・リンダーマン(Jim Linderman)。1979年当時はミシガンの若い学生だったその彼が、ディランのブートレグ・リストを作った最初の人物かもしれない。


The Very First Bob Dylan Bootleg Record Discography? 1979 by Jim Linderman



本人の短い覚書き
「ディランの初めてのブートレグ・ディスコグラフィーかって?多分そうじゃないだろう。でもその中の一つかもしれない。1979年、レコード収集家向けの新聞にこのリストを書いた。ミュージック・ワールドとレコードダイジェスト・ウイークリーニュースは主に収集家にレコードを売るために商品リストを掲載する媒体だった。かつてはレコード・オークションがやってたような事だ。何枚かのジャケット写真のコピーもあったので記事と一緒に渡したが、彼らはジャケットは載せなかった。ディランよりエルビスに興味があったんだ。彼に関するものなら何でも掲載していたよ。ミュージック・ワールドは"Jerry Osborne's price guides to collectible records"の姉妹誌だ。彼らが未だに出版してる事を知った時の驚きを想像出来るだろうか。ジェリーのガイドは1000ページある。そこにブートレグが含まれているかは知らない。僕は、間抜けだった、でも今はクールだ。ディランに関する昔の原稿を少しポストしようと思う」

Essays on Bob Dylan by Jim Linderman
Osborne Enterprises & Jellyroll Productions



話しは変るが、イギリスの新しい首相。無人島の1枚に「ブルーにこんがらがって」のライブバージョンを選ぶほどディランの大ファンらしい。

General Election 2010: How well do we really know David Cameron?(Telegraph)


今までに2回、ディランを見に行った。多分10年ほど前、ハマースミス・オーディオンだったと思う。回りにディランのファンがいなかったので一人で行った。ファンでもない誰かと一緒に行って、どうしてディランが自分の思ってるように普通に歌わないのかって質問に悩ませられるのも面倒だから一人で行くのが一番いいんだ。ディランが凄いのは、人生を生きていく上で見落していた事に気づかせてくれるところだ。突然「ストリート・リーガル」を聞きだしたり、大好きなディランの新しいアルバムを探し続けたりする。とても楽しい

因みに連立先の自由民主党、青少年問題のアドバイザーにブライアン・イーノを迎え入れている。これは、2007年についで2度目の起用だ。FPのジョシュアは問題がまた大きくなったためにイーノを起用したと見てるようだ。

Clegg hires Brian Eno as youth adviser(Guardian)


それにしてもブラウン首相はしぶとかったな。我国の某福田首相よりも支持率が低かった時も「日本のあのミスターフクダより低い支持率でまだ首相でいるつもりか」と世界中から言われてたな(苦笑)。後継者はミリバンドか? 優秀だがスピッツみたいにうるさい男だ(苦笑)。

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